2019年2月の邦人被害に関する情報 By 広報部 Published 20/03/2019 安全対策部 在スペイン日本大使館領事警備班の報告によ2019年2月の邦人被害に関する情報です。 今後の安全対策にご注意ください。 日本人会安全対策部 ●2月における邦人被害の当館認知件数は10件です。 ●“スリ”“置き引き”は場所、時間を問わず発生しています。特にご注意ください。 ●防犯のポイントは「荷物は体の前で持つ」、「荷物は体から離さない」です。 ●海外旅行をされる方々へ「たびレジ」のご登録をお願い致します。 1 主な邦人被害例 ●スリ:6件 ●置き引き:4件 【マドリード】 (1)スリ ○発生場所:地下鉄駅構内等 ○犯罪手口:サッカー観戦後、混雑した地下鉄駅構内で身動きがとれなくなり、気がつくとポケット内のスマホを盗まれていた。等 (2)置き引き ○発生場所:ホテル、レストラン等 ○犯罪手口:チェックイン手続きを待っている間、鞄を近くに置いてソファーに座っていたところ、気がつくと鞄がなくなっていた。 レストランで精算中に横の席に置いていた鞄がなくなっていた。等 【バルセロナ】 (1)スリ ○発生場所:地下鉄車内、ホテル前等 ○犯罪手口:地下鉄に乗ると複数の女性から声をかけられたが、扉が閉まる際に降りていった。不審に思って、鞄を確認すると開いており、貴重品等が抜き取られていた。 レンタカーのトランクに荷物を積み込んでいると、初老の男性に声をかけられ、相手をしていた隙にトランクに入っていた鞄を盗まれた。 (2)置き引き ○発生場所:サグラダファミリア付近等 ○犯罪手口:荷物をベンチに置いて、写真撮影をしていたところ、気がつくと荷物がなくなっていた。 2 防犯のポイント (1)「荷物は体の前で持つ」、「荷物は体から離さない」 ●リュックサックやバッグ等を背負ったまま人混みの中を歩かない。 ●荷物を体の前で持っていても、見知らぬ人が話しかけてきた時や、人混みの中を歩く時は、荷物の開口部やファスナー部分を手で握る。 ●洋服に汚物が付着しても荷物は体から離さず、汚物を拭き取ろうと手助けしてくれる人が近寄って来ても相手にせず立ち去る。 ●テーブル上に携帯電話や財布を置かない、椅子の背もたれに荷物を掛けない。 ●チェックイン時や食事中でも、荷物から目を離さない。 ●背負ったリュックサック等は死角になっているので、体の前で持つようにする。 ●1つの鞄に集中して貴重品類を入れない。(やむを得ない場合には、貴重品は鞄の一番底の部分に入れるなど、盗難の危険を回避するよう努める。) (2)防犯グッズの活用等 ●防犯機能付きのリュックサックやウエストポーチなどの防犯グッズを活用する。 (3)旅行前の情報収集●外務省海外安全HPには、「海外邦人事件簿」等が掲載されています。 【参考】海外邦人事件簿 一覧 https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jiken_index.html 【参考】海外安全ガイド https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/makio.html 【参考】海外旅行を予定されている皆様へhttps://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/message.html 【参考】当館作成安全対策パンフレット https://www.es.emb-japan.go.jp/files/000450579.pdf 3 海外へ旅行予定の方への「たびレジ」登録呼びかけのお願い 「たびレジ」は,旅行者が渡航先やメールアドレスを登録することで,大使館・総領事館や外務省から現地の海外安全情報や,緊急時の連絡を直接受けとれるサービスです。もし皆様の親族・友人・知人の方が海外渡航を予定されている場合は、是非、「たびレジ」の登録を行うよう呼びかけをお願いします。「たびレジ」へのご登録はこちらから:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 【問い合わせ先】 在スペイン日本国大使館住所:Calle Serrano 109 – 28006 Madrid – SPAIN 電話番号:+(34) 91-590-7614 (領事班直通) FAX番号:+(34) 91-590-1343 (領事班直通) ホームページ:http://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html ※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete