「川本真由美氏・つまみ細工ワークショップ」の報告
2/23(金)、市内日本食レストラン「UEMURA」にて、日本人会文化部・活性化対策部の共同企画「川本真由実氏・つまみ細工ワークショップ」を開催しました。
講師は日本人会員でつまみ細工作家の川本真由実さん。娘さんの七五三をきっかけにつまみ細工を始め、ハンドメイドの登竜門的コンテストとして知られるAJCクリエーターズコンテストに入選や受賞。現在はスペイン各地でつまみ細工のワークショップを開かれ、日本文化と伝統工芸の普及活動をされておられます。
当日は川本さんから、江戸時代にさかのぼるつまみ細工の歴史とご自身のプロフィール・作品を紹介いただいた後、この日の課題であるお花のブローチ作りに入りました。
土台を作り、花芯を作った後、いよいよつまみ工程に入ります。ピンセットで布をつまみ、折り、花びらや葉を一枚一枚作っていきます。この日は基本的な技術「丸つまみ」や「剣つまみ」を教えていただきました。
ちょっとした広げ方次第で、お花や葉に表情が生まれるのが奥が深いところです。こまめにボンドをつけますが、ボンドを使う都度、指やピンセットについた余分なボンドをマメにきれいに拭くと、仕上がりもきれいになります。
初めてのつまみ細工体験に皆さんドキドキされておられましたが、さすがの川本さんの丁寧な説明とポイントを得た解説のおかげで、花びらの一片、二片を作り上げるともうリズムをつかまれて、皆さんそれぞれのお花のブローチを美しく完成することができました。
和気あいあいの楽しい作業、達成感もいっぱいです。最後は手のひらに載せて皆さんで記念撮影し、お開きとなりました。
参加者の皆様、講師の川本さん、協力くださったレストランUEMURAの皆様にお礼を申しあげます。
文化部長 石丸佳代子