11/29(火)大使館多目的ホールにて、切り絵作家の下村優介さんを迎えて切り絵教室を開催しました。
今回は2017年、2019年の開催に続いて3回目となります。コロナによる渡航制限が緩和されたため、下村さんもようやくスペイン再訪となり、まずは3年ぶりの再会を皆で喜び合いました。下村さん、マドリードに来られる前に既にスペイン各地を回られ、切り絵教室も大盛況、方々で歓待されたとのこと、私達も嬉しく思います。
詳しくはどうぞまた下村さんのブログをご覧ください。http://kirieshimo.livedoor.blog/
切り絵はハマります。黙々と作業し集中力も高まるし、二次元の「単なる書かれた絵」から三次元の命のこもったかたちを切り出してあげるような、達成感があります。
まずは直線、四角、円、を切りぬくことでカッター操作のコツを掴みます。
それから皆さんお好きな絵柄と色を選ばれ、切り絵制作にとりかかりました。
下村さんの丁寧なアドバイス、一人ひとりにフォローアップ、ご自身の体験、時間を見ながらの声がけのお陰で、皆さんすばやく要領を捕まれ、限られた時間でも難しい絵柄を完成させました!
「切り絵に失敗はないんです。みんな成功。どうやっても成功なんです。」
「同じ絵柄でも、切る人によって個性が出ます。それが切り絵のいいところ。それが切り絵の魅力なんですね。」
我が家にはうさぎがいまして、私が取り組みましたうさぎの切り絵を「これ、キミだよー」と誇らしげに見せますと、それはそれはしげしげと見つめておりました(認識しているかは不明ですが…飼い主の自己満足でした)
講師の下村さん、参加いただいた皆様、ホールをお貸しくださった大使館の皆様に御礼を申し上げます。/ 文化部長 石丸佳代子